街角の猫

とてもゆっくりです。

新年

 

年が明けた。12月が1月になっただけ、カレンダーが新しくなるだけなのに、すべてが一新された気分になる。

 

今年は、今年こそは...。なんて考えるのももう何回目だろう。

 

息が白い季節が終わり、街の色が変わり、またこの季節が来るまでに私は変わったのだろうか。

そして、変わっていけるのだろうか。

 

変わらないことが一番幸せなのよということに、普通じゃつまらねえなんて言っていたあの頃の青い誰かは幸せをつかめたのか。

 

 

 

人間は隣の芝生が青く見えてならないし、自分の芝生が何色に見えているかも気になってならない生き物だ。

そのくせして、みんなと同じは嫌だなんて言うし、それを一生懸命に連れ戻そうとする人もいる。

 

正しさはどこにあるのか。正しいとは何か。