街角の猫

とてもゆっくりです。

受験生の進路選択。

11月に入り、受験も追い込みの時期です。

私も数年前の今頃は必死こいて勉強していましたし、とてもつらく孤独な戦いだったのを覚えています。周りで一緒に勉強している仲間がいても、どこかで孤独を感じてしまうもんです。

また、受験を目前にしているのに、自分の進路が決まらない、あるいはそれが本当に自分のやりたいことなのかわからない、という方もいることかと思います。

 

私が受験生だったころは、進路がいつまでも決まらず勉強に身が入らない時間もありました。

今回は私と同じような悩みを抱えている高校生、受験生に向けてお話しします。

 

 

初めに私のお話をさせてください。文理選択の時、特に好きな科目得意な科目がなく、つぶしが聞くからという理由で理系を選択しました。今となっては化学系、数学などに興味を持てていますし、毎日それについて学べて幸せだと思っています。しかし、高校生の頃は理系を選択したことを失敗だと感じることもありました。数学が苦手だったために、なかなか点数が伸びずつらい思いもしましたし、文転を考えたこともありました。

 

 そんな時に私は考えました。「自分はなぜ理系を選んだのか」と。

正直高校生の時は文系科目のほうが点数はよかったですし、文系を選んだほうが受験の時につらい思いをしなかったかもしれないとすら思ったこともありました。

それでも理系を選んだのは、科学や数学が好きだったから。歴史や国語などの科目も好きだったけど、自分は大学で科学というものを学んでいきたいと思った。

 

要は、自分の好きなものを選んだから頑張れたということが言いたいのです。

 

高校生にとって、受験というのは越えなければならない高い壁だと思います。でも、その後には自分の好きなことを学べる4年間が待っているわけです。

だからこそ、受験の上での得意不得意ばかり気にせず、自分が学びたいことを選べばいいと思います。

 

大学に入っても勉強は続きます。受験というつらく孤独なことも時にはありますが、大学での学びにはワクワクできるものが詰まっています。受験で行き詰ったときにはそのことを思い出して、目の前の問題から離れて、少し先の未来のことを考えるのもいいではないでしょうか。

 

なんだかまとまりのない文章になりましたが、つらく険しい道を突き進む皆さんのことをかげながら応援しています。皆さんが来年の春をどうか笑顔で迎えられますように。